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★2020.9.23 大幅リニューアル
★コロナの夏、雷雨の愛の泉
★2020.9.23 大幅リニューアル
★コロナの夏、雷雨の愛の泉
▼「愛の泉」は、西高の正面玄関にある小さな正円の池です。完成したのは昭和30年4月、半世紀をこえて西高のシンボルであり続けています。
▼校舎全面改築の際に、装いも新たに生まれ変わリました。すでに十数年が経過しました。
白さが映える。
繁茂しています
きれいに咲いた
秋・記念祭前日
旧校舎時代の「愛の泉」(60周年記念誌から転載) 。
現在の「愛の泉」や正面玄関が,旧校舎時代の姿や雰囲気を残そうとしたも のであったことがよくわかります。
正面玄関から,愛の泉を望む。場所も大きさも背景も,現在とよく似ています。
掲示板があったようです。右前方には,ハンドコートがあって,現在はそこに視聴覚ホールが建てられたそうです
先代「愛の泉」のペリカンです。この写真では首に赤い飾りがかけられています。 噴水孔をもつ置物ですが,記念誌によれば,池が完成した翌年に生まれた(作られた)そうです。
これは旧校舎から新校舎に建て替えてまもない時期の愛の泉です。新入生への部活動勧誘(4月)の際に撮った写真のようです。「スクールガイド2003」表紙から転載しました。
上の写真と同じような時期の愛の泉です。桜の向こうには、今は存在しないロイヤルホストの屋根が写っています。
西高のシンボルとも言われる愛の泉。東大の池とつながっているだの、戸山高校のラジアン池とつながっているだの、はたまたリオデジャネイロとつながっているだの、数々の噂が生まれるこの池です。 愛の泉は、そもそも泉と呼べるか微妙です。泉は湧水が沸いているもののことをいうみたいです。私は、湧水が出ているところをまだ発見していません。ただの雨水じゃないかと思うのですが。そうだとすれば愛の泉の水深は腰より低いぐらいですから、池です。底までコケに埋め尽くされている点を考慮すれば沼ですけど。
沼と言いましても、水はなかなかきれいです。水をすくってみれば透明です。覗いてみればまず赤い比較的大きな魚が目につきます。こぶしぐらいの大きさです。金魚の大きくなったものだと思います。よく見ると、メダカも見ることができます。他にも、ハゼに似ている?ヨシノボリや、季節によってはヤゴを見ることもできます。これらは全て自生しています。
(当該生徒が撮影したヒツジグサ) そして、これらの生物たちに日陰を提供しているのが、スイレンの仲間、ヒツジグサです。 実は、私はこの花を生物部の活動で研究対象としていまして、ヒツジグサについてはそれなりに知っているつもりですが、愛の泉の、他の生物に関してはあまり詳しくないのです。これから勉強します。こういう事情もありまして、今回はヒツジグサについて少しお話ししたいと思います。
スイレンといえば、モネの「睡蓮」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。ヒツジグサの見た目はまさにその睡蓮です。ヒツジグサは日本に古来から生息する唯一のスイレンの仲間で、原種の花は直径が4cmぐらいで、白い花を咲かせます。名前の由来は未の刻(午後2時)に花が咲くことからですが、実際は朝から夕方まで、日や個体によって差はありますが、咲いています。 現在、人工的な庭園などで見るこの花は多くが園芸種で、花は5cmより大きく、色も白だけではありません。愛の泉のヒツジグサも直径10cm以上になりますし、色も白、黄、赤と三種で、園芸種だと思われますが、いつ植えられたのかも、だれが植えたのかも分からないのです。 愛の泉のヒツジグサは、4月から9月まで咲いていました。その間は多数の個体が変わりばんこに、毎日咲きます。一つの個体は平均で四日ほど咲いた後、咲かなくなって、水面下に沈んで行きます。西高のシンボルにふさわしい可憐な花です。季節になったら、ぜひ一度ご覧ください。
▼この研究は、「日本学生科学賞:環境大臣賞」を受賞しました。
【 2018 冬 氷との戦い 】
氷結したようす この機会に、枯れ草の撤去に挑戦しました。
かなりの難行です。
しばらく社会科準備室に避難することにしました。
雪の塊の撤去。知恵を働かせます。遠くには梅が満開です。池は氷結しています。ところが左の生徒はいつも半袖。あやうい季節感が西高らしいです。 この機会に、一度ペリカンを回収しました。(画質劣化版)
【 2019 春 土曜講座「ペリカンの帰還」 】
ところが2019年は暖冬で、氷結しませんでした。そこで有志30名により、枯れ草の撤去とヘドロの除去、そして休眠していたペリカンを帰還させる試みがなされました。あわせてペリカンの洗顔も行い、元の位置に戻しました。こうして1年2ヶ月ぶりにペリカンが帰還しました。
【 2020 夏 メンテナンス 】